発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

福祉は必要とされているのか?についてと福祉から見える将来の展望とは?


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こんにちは、ともたんです。

多少体調が悪い日もありますが、大事に至らず過ごせていることに感謝しているこの頃です。

 

それはさておき、今日は福祉というものについて考えたいと思います。

 

医療ではなく、教育でもなく、福祉です。

 

福祉のイメージは以前に比べて、だいぶ変わってきたと思われます。

それに伴い、そこで働く人々の地位も向上してきたように思われています。

 

本当にそうでしょうか?

 

確かに施設で働く看護師さんの地位は、福祉の観点から見れば上がったと言えそうな気がします。

でも看護師さんは医療の立場と捉えるべきです。

 

福祉に焦点を当てるならば、やはり施設で働く人々に焦点を当てるべきです。

 

福祉3大資格と言えば、社会福祉士·精神保健福祉士·介護福祉士が挙げられます。

その中でも働く場所には、入所施設と通所施設と訪問介護等が挙げられます。

 

資格を活かしてそれぞれのスキルを発揮しているこれらの人々の地位や給与については、かなり良いとは言いきれません。

 

上がったとの見方もありますが、それは昔と比べての話であり、一般企業の方が良い場合がほとんどです💢

 

これでは福祉を志すなんて、無理ではないかと思うのです。

 

資格を活かして、人の役に立ちたいと思っても、給与が少なければ就きにくくなりますよね?

 

また福祉の分野の資格を取得するには、かなり勉強をしなければならず、大変なのです。

にもかかわらず、待遇面では恵まれないとなると、なんだか納得がいきません。

 

それでも入所施設は、改善されてきています。

一方通所施設はそのようにはなっていないのが現状です。

 

なぜか······❓

 

それは、経営している所が中小企業が多いからです。

変な話ですが、まあまあの一般企業や大手の介護施設ならば、退職金もそれなりに出ますが、通所施設は中小企業なため、出ても雀の涙くらいしか貰えませんし、もしかしたら出ないかもしれません😱

 

さらにもっと身近な事を言うと、ボーナスも出ません。

 

ならば一般企業に就職をと考えるのも無理ないでしょう。

 

確かに今はコロナウイルス感染症の影響で出ない企業も多いと思いますが、その前から出ないのが当たり前だったのです。

 

本来ならば、資格手当があるはずなのに、払われていない所もあります。

 

子どもは社会の宝であり、国の宝だと言われますが、その子どもたちを育成している、いや療育している社会福祉士精神保健福祉士あるいは介護福祉士には、努力の割には報われないことばかりです😭

 

もっともっとこれらの資格を活かして頑張っている私たちにも、目を向けて下さい。

そして現場の苦しみを知って下さい。

 

医療は大事、教育も大事。

でも同じくらい福祉も必要です。

だって教育は育てる上で求められるし、医療は病気や怪我をしたら求められるでしょう。

 

医療で治療し終わって、障害が残る場合も考えられるはずです。

その時『福祉』が必要になると、私は思うからです。

 

福祉の分野で頑張っている私たちが、報われる社会になれば、もっと人材が育つはずなのです。

それは日本にとっても、世界にとってもプラスになると思いませんか?

 

資格手当等の待遇を改善するためには、皆さんの1人1人の声が不可欠です。

 

どうかご協力お願い致します🙏