発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

通所施設の監査の矛盾について 本気で改革するには・・・❓

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今回はズバリ監査の在り方について見ていく。

私の知る限り、監査は開所して1年経った頃に大体行われる。
3ヵ月前に『今度監査に入りますよ❗」と事前に連絡が入るのだ。
しかもご丁寧に○月△日に監査をしますと教えてくれる。

ここの意図は事前に知らせることで、諸々の書類を監査当日までに揃わせることにある。

つまり監査というよりは、調査みたいな雰囲気に近い。
その施設を厳しく見て、利用している方やご家族の方の人権が守られているかどうかなんて見やしない。

結果ありきの監査。
果たして行う必要があるだろうか❓

私は今の監査のやり方ならば行う必要はないと思う。
やりましたよ📢と建前だけで行うならばやる意味がない。

では全ての監査が緩いのかというと、そういうわけでもない。

何かトラブルが起きて救急車🏥🚑騒ぎになっている施設や、職員の定着率が悪い施設には通常の監査以外の監査が入ることになる😱。

しかしこれも前述の通り、連絡があっての監査である。
確かに監査対象の施設自体には連絡は入らないが、その施設を経営している母体の方には入る。
ということは、ごまかすための策を練る時間を与えていることになるのではないだろうか❓

通常の監査もそうだが、トラブルが見られる施設にメスを入れるための監査ならば、わざわざ予告する必要はないと思う📢

営業時間に入ったら、ご利用している方に迷惑をかけると言うのであれば、少し時間をずらせば良い❗

私は監査の本気度に甚だ疑問を感じるのだ。

どうすれば良い❓

【改善案】

監査に入る旨を伝えるだけで、詳細な日程は伝えない❗
当日監査に入る側は、営業中の場合一室で資料を見る。

いわゆる抜き打ち監査を行う。これをすることで、書類上と現実が合っているか見極めることが出来るのだ。

私が知っている施設の中に、勤務状態と書類上とでは違っている場合がある。

【例】
児童発達支援管理責任者は専従である。
つまり正社員ということだ。
正社員ならば、週5日勤務するはずだが、していない。
有休でもなく、勝手に休んでしまう。
しかし書類上は週5日勤務していることになっているのだ😡

普通の会社ならばありえないし、まだ取り立てて言うまでもないかもしれない。

しかし通所であっても施設である以上、加算が関係してくる。

1番大きな加算単位として挙げられるのが、個別支援計画書を作成する立場の児童発達支援管理責任者だ。

5年以上介護の仕事をしていると、研修を受けて取ることが出来るものだ。

ここにも意図がある。

5年以上介護に携わっているのだから、個別支援計画書位立てられるでしょ❗という意味合いが含まれている。

だが、現実は全く逆で立てられず、名義を貸しているという状況がなんと多いことか💢
私の周りにはこんな人が多すぎる。

仕事が出来ないにも関わらず、加算という名のお金を国が払っていることになるのだ。

監査はきちんと児童発達支援管理責任者が仕事をこなせているかを把握するための絶好の機会である。

普段から意識高く仕事に打ち込んでいれば、いつ監査が入ろうが恐れることはないはずだ。

突撃監査をすることで、その施設が書類上と一致しているかを見極められる。

放デイと略される放課後等デイサービスは、子どもたちの支援をする場所であり、小学生から高校生までを対象にした、人が社会で生きていく上で根幹な所を教える場所である。

その大事な場所を扱うからこそ、自信を持って言える人を児童発達支援管理責任者とするべきだと思う。

そして最後に矛盾を解消することが求められる。

各関係機関や保護者等の相談業務を特化して行って良いとされている国家資格【社会福祉士】があり、私は本当の意味での相談援助をしたいと思い、この資格を取得した。
それだけではない❗人に寄り添うための援助技術を身につけるために、カウンセラーも取得して、技術を磨くために協会でも仕事をしてきた。

しかし私は相談業務をさせてもらえない。

子どもたちからは親には言いにくいことも打ち明けられるし、保護者からも誰にも相談出来ないことを相談されるのに、私は児童発達支援管理責任者でないというだけで、相談に乗れないのはおかしいと感じる💢

何もでない名前だけの人よりも、実質出来る人に特権を付与するべきだと私は思う📢

ここまでお読み頂き、ありがとうございました💕