発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

「支援級のお子様への家庭での学習支援の仕方」について🏡

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ゴールデンウィークが終わると、今度の大型連休は夏休みまでお預けですね😭

子どもたちにとっては楽しかった休みが終わる寂しさと、親御さんにとっては束の間の休息が終わると感じる方もいらっしゃいます。

すると学校も本格的に宿題を出してくるようになりますし、一気に学習速度も速くなります❗

どうしたら良いのでしょうか❓

まず前回のおさらいで、詰めこみすぎないように気をつけましょう☝

【支援級】

支援級の場合はお子様のレベルに合わせて、プリントや宿題が出されます。

【宿題】
やはり宿題として多いのは、国語と算数です。国語は漢字で、算数は絵つきの計算問題です。
やりきれる範囲の量だと言えます。

普段級と異なる点は、学習するレベルに合わせた出し方になっており、出され方がそれぞれ違うということです❗

また提出期限はありますが、出来るだけ間に合わせる形です。

つまり普段級のように他の皆と合わせて同じ問題を出されない分、お子様の負担は少なめです。

但しそうは言っても、お子様の苦手な所が出される場合もあります。
するとやりたくないと拒否する可能性があります。

無理に解かせようとするとますます嫌になって、しまいには「やろう❗」と思っていた問題までやらないということになることがあります😱

【切り替える方法】
そのような時は、目先を変えてみるのが効果的です✨
いったん別のプリントを行います。それも見た目的にイラストがかわいく見える物から取り組んでもらいます❗
勿論視覚的に訴えるようなプリントを用意するのです。

出来ればその場ですぐに褒めましょう♥
気持ちが切り替わり乗ってきた所で、宿題を「一緒にやってみよう🎶」と声がけすると、さっきとは異なりすらすら行ってくれます。

【それでもぐずる場合】

それでもやりたがらない場合は、時間を空けます。
そして選択肢で選んでもらうのです。
お子様は自分で選んだという気持ちから、進んで行うものです。

ここで重要なのは、選択肢の出し方です❗
選択肢の中には否定的なものは入れず、どちらを選択しても良いものを入れることです✨

このようにきっかけさえ上手に掴めれば、きっと立ち直りが速くなります🎉

今日はこの辺にしておきます。
ここまでお読み頂きありがとうございました🙍