発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

『障害は本当に個性か』人としてカウンセラーとして言えること

【障害は個性だ❗】

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という表現がトレンドのように言われた時期があります。文字通り障害を肯定的に捉えた考え方です。

一部の方にはその通りだと同意して頂けるかもしれませんが、しかし本当にそうでしょうか❓

抱えている障害の程度にも寄りますが、誰だって治るものなら治したいというのが本音のような気がします。

そして障害による差別はまだ存在しています😭。それを裏付ける言葉に『害児』の子という言葉があります。明らかな差別用語であり、許される表現ではありません❗

ですが、新入学の時期に流行するのです。

その言葉の意味を知らない小さい子どもであれ、良い意味で言われているわけではないことは推測がつくのです。

そこから「いじめ」に発展してしまう例もあります。

だからこそ軽々しく『障害は個性だ』なんて、言ってはいけないと思います。

個性かどうかは、本人がどのように感じるかだと思うのです。これは「いじめ」にも当てはまります。いくら加害者がそのつもりではなかったと言っても、「いじめ」だと当事者が思い、悲しい決断をしてしまったら、それはもう「いじめ」だと思います。

私も目の筋肉が弱く、普段は良いのですが、光りや写真のフラッシュが苦手です。
そこが治ればもっと積極的になれると思うことがあるから、気持ちが分かるのです❗

本当の意味で、私も弱さを克服して自信を持てた時、きっと心から個性あるいはチャームポイントと言えるのでしょう。
だから今を大事に生きています✨