発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

二重のシグナルを見誤るな❗言葉は時に嘘つきになる


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こんにちは、ともたんです😄

この所忙しくて、ご無沙汰していました。

ごめんなさい🙏

 

さて今日は普段子どもたちと接していて感じる、シグナルの解釈の間違いについて考えたいと思います。

 

私は子どもたちは皆それぞれの表現の仕方で、思いを伝えてくれていると感じています。

しかし大人になると、こうあるべきという常識が出てくるため、子どもたちの真の❨心の❩気持ちを汲み取れなくなるようです。

 

例えば子どもたちの中には、殺したいとか死ねとかいう言葉を口にする場合があります。

 

すると大人は即座に「そんな言葉を言ってはいけません」と止めにかかります。

正しいことをしていると思うかもしれません。

 

でも違うのです⚠️

 

言って良い言葉でないことは確かですが、

子どもたちがどういった意味合いで使ったのかを汲み取る必要があります。

 

もしかしたら、挨拶代わりの程度で使っているのかもしれません。

またもしかしたらその言葉が悪いとか人を傷つけるとは知らなかったかもしれません。

 

出口を塞いではいけません。

 

何でもかんでも駄目駄目言われていたら、子どもたちはどう思うでしょう。

 

怒られてばかりで、やる気や自尊心が培われるわけがありません。

 

まずそう思った気持ちを受け止めましょう。

悪い言葉を否定すると、言葉を否定したと捉えられるのではなく、自分を否定されたと感じてしまいます。

 

また言っている言葉と気持ちにズレがある場合もあります。

いけない言葉を吐いてしまい悪い言葉と分かっているが、急には直せないプライドもあるのです。

 

ではどうすれば良いでしょうか❓

簡単❗

 

使い分けが大事。

 

良い行いをしたら、すぐ褒める。

逆に直したい言動が出た場合は、反応しないことです。

 

これだけと思うかもしれませんが、子どもたちは理解するのです。

 

時に言葉よりも無視は有効な特効薬なのです。

一度試してみて下さい❗

 

今日もお読み頂きありがとうございました✨