発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

【情報共有】の在り方は❓


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今日はズバリ【情報の共有の在り方】について書こうと思います。

 

今自分たちの会社ほど情報共有が出来ていると思っているかもしれません。

 

しかしそういう会社こそ、情報共有がされていないのです。

いや情報の共有の意味をはき違えていると言えます。

 

まずどこまでを共有するべきかを考えましょう❗

情報共有の範囲とは❓】

結果だけ共有するべきか、あるいは結果に至るプロセスまでも共有するべきか で迷います。

結果だけ共有していれば、十分という考え方は[傲慢なやり方]だと思います。

私の身近な同僚は、結果だけを共有すれば、全て共有したことになると思っているようです。

またかえって余計な情報を入れると、他の先生たちが混乱するから、あえて情報を入れないことが管理者としての立場だと思っています。

でも私は正反対だと思うのです

他の先生たちも大切な仲間であり信頼しているからこそ、全ての情報(良いことも悪いことも)を吸い上げ情報を共有するべきだと思います。

 

それは新しい先生たちにも適用出来ます。

情報を共有することで、その情報を基準にして考え判断して決断出来るようになると考えます。

 

次に情報を共有するための空間について触れてみましょう❗

情報を共有するための教室の配置は❓】

垣根ない空間という意見がありますね。

文字通り皆が一緒にいる空間を意味します。ここで皆さんにも少し考えてみてほしいと思います。

 

同じ空間に全員がいれば、垣根がなくなって、情報交換や共有はされると言い切れるでしょうか❓

確かに近くに席を置いていれば、内容を漏れ

聞くことは出来ると思います。

でもそれは情報を共有していると言えるでしょうか❓

 

私は言えないと思います。

 

情報の交換や共有とは、意識してお互いが行うものだと考えるからです。

どこにいようと、情報は交換しようと思えば出来るし、共有しようと思えば出来るのだと思います。

 

つまり同じ空間にいないから情報が共有出来ないと言う人は、最初からするつもりがないし、自分に都合の良い言い訳を言っているにすぎないと思うのです。

 

情報共有するとはどうしたら良いでしょうか❓

結論

私が思う情報共有の在り方はオープンスペースとパーソナルスペースの2つを上手く組み合わせることにより、効果を発揮させることです。

いつも誰かに見られているようでは監視されているようで落ち着かないし、人は考えることに集中したい時は自分だけのエリアが必要です。

 

だから同じ空間に席を配置するのではなく、流動的な配置を心がけるべきだと思います。

時に独りで熟考して、皆と意見を交換したり共有したい時は、時間を決めて会議等で話し合うことが大事だと思います。

 

情報共有=絶対に同じ空間にいること=大丈夫という図式を思いこんでいる私の同僚のように決めてかかることへの危険性を伝えたいと思います。

 

大事なのは場所や空間の問題ではなく、人を思いやる気持ちの問題だと早く気づくことのような気がします❗

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました😀