発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

雀の涙程の給料や賞与でも頑張る福祉の現場にもっと目を向けて!


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こんにちは、ともたんです。

約1ヶ月ぶりの投稿となってしまいました。

その間私がしていた事は、子どもたちの支援や保護者様との面談、そして学校の先生方との連携等を行っていました。

 

忙しかったですが、とても充実した時間を過ごしていました。

 

自分を必要として下さる方のお力に、少しでもなれているとしたら本望ですが······。

 

最近感じるのは、今は世の中が溢れすぎているということです。

物もサービスも情報も、検索1つで手に入ります。

得られる物が早くかつ多くあるから、競争社会が生まれるのではないでしょうか?

 

競争社会がない社会は理想論であり、しかし同時に伸びしろのない社会とも言えます。

 

ストレスにも良いストレスと悪いストレスがあるように、競争社会もまた両輪あるのだと思うのです。

 

では競争社会で勝ち残るには何が必要かと考えた時に、情報等を操作出来る力だと思います。そのためには幼い頃から、考える力を養うのが大事ということで、巷では子ども向けの様々な知育玩具がいっぱいあります。

 

あることで、そして皆に手に入りやすくなったことで、親は買い求め我が子にやらせます。

 

簡単に言えば、お金さえあれば英才教育が可能となり、一発当たる可能性が平等に与えられたわけです。

そうして期待を背負って頑張る子どもたちが、皆脚光を浴びることが出来れば問題はありません。

 

でもそんなに才能ある天才ばかりいるわけはないのです。

 

挫折を感じた時に、どうやって乗り越えれば良いのかなと、私は心配になってしまいます。

 

私は皆平等だなんて、綺麗事を言うつもりはありません。

ただ負けることも学び、そこから自分の社会での位置を見つけ出せる教育が求められると思います。

 

今は何をやっても芸能人の動画やInstagramTikTokばかりが、トレンド入りしているのを目にするわけですが、その度にこの国の行末が不安になるのです。

 

確かに見ていて楽しいと思いますが、考える力を育てようと学問に勤しみ資格を取って、必死に地道に働く人々には光が当たりません。

 

私は『社会福祉士』を取り、子どもたちや保護者様や学校の先生方と、未来の社会に役立つ人材を育てるのに、日々奮闘しています。

 

子どもたちに考えることの楽しさと大切さを話しているのですが、簡単にかつ大金が入りかつ有名になれる方法が英雄視されて、地道にやって何になるのかと跳ねのけられる答えが返ってきます。

 

本当にそれで良いのでしょうか?

もっと保育士だけでなく、介護士だけでなく、看護師だけでなく、私の社会福祉士にも目を向けて下さい。

福祉に光が差しのべられる社会、そしてその仕事をしたいと思う志を持てる社会になってほしいと、私は願います。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!