発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

子どもたちのスマホ依存について


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こんにちは、ともたんです。

 

今年もあとわずかとなりましたが、来年は寅年ということで、夢を掴みにいきたいなと思っています!

 

今回は『スマホ依存』について触れます。

 

私もこのブログを携帯から更新しているので、スマホをよく使いますし、手放せません。

 

最近見ていて、子どもたちのスマホの使い方が気になるのです。

 

止められないのです。

 

分かっているのに、なかなか止められないのです。

 

いろんな意味で止められないわけですが、共通しているのは、日常生活に支障をきたしているということです。

 

ある番組で、この特集を見たのですが、その時はスマホを取り上げて一定期間釣りをしたり、大学生とトランプをしたり、スポーツをすることで、スマホとの付き合い方を考えようとするものでした。

 

確かに合宿の最終日は、最初とは変わり自信を持って発表していましたが、そしてその数日後も良い状態を維持しているように見えましたが、問題なのはこれから後なのでは?と思います。

 

スマホを取り上げるのは、やり方としては間違っているという意見が大多数です。

 

私はスマホの渡し方から見直すべきだと思います。①ルールをしっかり確認する。②守れない場合の対処の仕方も、渡す時に話して確認する。その際本人に復唱させる。③約束を破ったら、そく没収する。

 

大事なのは、復唱させることときちんと没収することです。

 

これをすると、逆効果なのではと思いますか?

 

最初に確認した約束を破ったのだから、こちらにはする権利があるのです。

 

堂々と取り上げましょう。

 

勿論取り上げられるだけのことをしておきながら、かなりキレたり口を聞いてくれなくなります。

 

ここからが、【真剣勝負】になります。

 

相手もふてくされの態度を取りながら、こちらの動きを観察しています。

 

態度を軟化させてしまったら、約束を破ったことを肯定化してしまうことになります。

 

だから没収し、相手に考えてもらいましょう。

 

では返す時期の見極めはどうすれば良いのでしょうか?

 

それは折れて謝ってきた時と言えるでしょう。

謝ってきたら、どうすべきかを尋ねます。

約束通りに答えが返ってきたら、携帯を返します。

 

大変根気のいる駆け引きになりますが、真正面から向き合え続ければ、きっと分かってもらえると、私は思います。

 

スマホとの向き合い方は、子どもたちにとって親にとって、家族として向き合うチャンスです。

 

逃げずに受け止めてほしいと願います。

 

今日もここまで読んで下さり、ありがとうございました❗

 

来年も宜しくお願い致します。