発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

拘りすぎると危険⚠️教え方が子どもの勉強意欲を左右するとは❓


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こんにちは、ともたんです😙

 

緊急事態宣言が解除されて、学校も始まりましたね。

おうち時間から一変、学校モードに切り替えなければならず、子どもたちも大変です。

 

そんな中出されるものと言えば、そう【宿題】ですね。

私が教えている子どもたちも宿題が出されて来所してきます。

 

①算数

②国語

③自主学習

といった所です。

 

そこで今回宿題をするやり方に焦点を当てます。

親:やらせたい

子:やりたくない

先生:やらせたい

 

どうやら大人たちはやらせなければという気持ちが強いことが再確認出来ます。

しかも正しくやらせなければという意識が強いと言えます。

 

何も宿題は適当にやって良い等と言うつもりはありません。

 

ただ宿題を正しくするとは、どういうことなのでしょうか❓

 

算数の計算ならば、答えの数字が当たっている上に綺麗に数字が書けていることと、思っている方が多いです。

 

国語の漢字ならば、書き順が正しくバランスが良く書けていることと、思っている方が多いです。

 

これが最初から出来るくらいならば、子どもたちもやっています。

出来ないから、イラツク💢のです。

 

子どもたち本人が分かっていることを、大人たちからチクチク指摘されてばかりでは、宿題と聞いただけでアレルギーが出そうです。

 

私は全ての出口を塞がないで❗と伝えたいのです。

 

だから私は子どもたちと授業に入る前に、見立てを伝えるようにします。

子どもたちはゴールが見えているので、そこまで頑張ってくれます。

 

また全てを完璧にしようとプレッシャーもかけないようにしています。

 

例えば算数ならば、数字の9の書き順の習得が難しい場合、計算が理解して正解ならば⭕として、少しずつ正しい書き順を習得してもらいます。

 

しつこく指摘されないので、子どもたちには嫌な気分が後を引かず、次回もすんなり取り組んでくれます。

 

国語でも何回も何回も書き順や書き方を説明しません。

画数が当たっていれば、良しとしています。

やはり嫌な気分からの拒否感を持たせないためです。

 

時折見ていると、声を荒らげて指導している先生がいらっしゃいますが、それでどの程度定着しているのかなと、疑問を感じることがあります。

 

しかしこれにはトリックがあります。

それは、私は先生としていかにもしっかり指導していますよと子どもたちにではなく、先生方に見せたいためだと思われます。

 

大事なのは、ポージングではありません❗

子どもたちが前向きに、自主的に取り組む姿勢なのではないでしょうか❓

 

私は褒められて伸びる子です。

叱られて伸びる子もいるかと思いますが、モチベーションに違いが出てくると感じます。

 

どうせなら子どもたちも、教え支援する私たち先生も、楽しく学習した方がやった感を味わえると思います📢

 

だから可能性のある子どもたちを褒めてやる気を引き出し、分かることで自信をつけるやり方こそ、プロの先生たちが身につけるべき教え方だと思います。

 

今日はこの辺で失礼します🙇‍♀

ここまでお読み頂きありがとうございました✨