発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

なぜ算数の方が好かれるのか?

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こんにちは!

 

今日は端的に算数の話をしたいと思います。

子どもたちは、国語よりも算数の方が好きな子が多いです。

 

なぜか?

 

それはワーキングメモリーに関係する気がします!

 

国語は漢字やひらがなそしてカタカナで構成されます。

学年が上がるにつれて、漢字ならば画数が増えて覚えるのが大変です。

 

それに対して算数は数字だけです。

ここだけ捉えてもシンプル。

 

国語は文章を読まないといけません。

 

文章は長くなると、最後まで展開が掴めず疲れます。

 

最初と最後を読めば良いわけではないからです。

 

目がチカチカしてしまい、きっと読む気すらしないでしょう。

 

算数は文章題でも、出てくる数字を使うという予測がつくから、やり甲斐があるわけです。

 

ここまで読めば、算数が好きな理由が分かると思います。

 

 

では国語の勉強はどうすれば?

 

これはパターン別に考えれば良いのです。

①文字が強い子用

②文を読んだり聞いたりするのが強い子用

 

つまりこの①と②両方をやらせようとするから嫌になるのです。

 

得意な方を理解してどちらか一方だけ伸ばせば良いのです。

 

1つだけ得意なものが出来て自信がつけば、きっと自主的になれるはずです。

 

 

私たち大人はそういう背中を押してあげることが必要です。

 

今日もお読み頂き、ありがとうございました😀