発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

【本当の意味での合わせること】とはどういうことか?

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こんにちは、ともたんです。

 

今日は、【個々に合わせる】ことについて考えます。

 

今は昔より個人を重んじる時代と言えます。しかしそれ故に本来の❨皆と合わせること❩意味合いが薄れているのではないでしょうか?

 

ある学校での場面にそれが顕著です。

その場面とは、【給食の時間】です。

 

私たちの時代ももちろん給食はありました。

当番がそれぞれトレイに配膳していきます。配膳係の目分量で入れていて、出来るだけ残さず食べました。

 

つまり食べる時間も考えて、配膳をしていました。

 

しかし最近の学校では、一人ひとり食べる量を細かく聞いて、微調整しながら配膳するのだそうです。

 

確かに食べ残しはなくなるかもしれません。

 

ただ配膳に時間がかかる上に、何でも個人のペースに合わせるというのは、少し違う気がします。

 

個人が重視されるのは良いと思いますが、社会のルールに個人が合わせていくことも必要だと私は思います。

 

少子社会だからこそ甘やかすのではなく、子どもは地球の宝だからこそ、厳しく律するべき所は律するのが大事なのだと思うのです。

 

そうすることで、世界が抱えている問題にも自分から考え合わせるべき所は合わせられるようになるのではないかと考えます。

 

皆さんも、合わせることの意味を考えて頂ければと思います。