発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

人を育てるとは?


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こんにちは、ともたんです。

 

段々と暖かくなってきて、春が近づいてきたように思います。

なんだか心までウキウキしてきてしまいますね。

 

さて今日は言葉の重要性に触れたいと思います。

 

2つを比べてみましょう。

何をやったら良いか迷っている人に対して

 

①どうせ大した事やっていないのだから、何をやっても良いと思うよ。やってくれるだけで良いよ。

 

②難しい事を考えずにやってみたら。自分も普段大した事やっていないから、やりたいと思う事をやって良いよ。

いつもやってくれるので、助かるよ。

 

この2つの文の言いたいことは同じです。

 

次に何をやったら良いか悩んでいる人に、アドバイスをした言葉です。

 

しかし言葉をもらった方はどう感じたでしょうか?

きっと後者の言い方をされていたら、「よし、やるぞ!頑張ってやってやる!」と思ったでしょう。

 

実際私の職場に残念な言い方をしてしまう先生がいます。

 

言葉は単に言っただけの物ではないのです。『葉』という漢字からも分かるように、初めは1つ言っただけかもしれないけれど、それはいろんな形に広がっていくものなんだと思います。

 

そしていつかその葉が落ちた時、つまり相手に伝わった時に真意が伝わることで、言葉は言葉として色づき生きるのだと私は思います。

 

今回【誰がの部分】を省略したことにより、相手に誤解や不快な気持ちを与えたのだと思います。

 

日本には以心伝心という麗しき言葉がありますが、黙っていても伝わるという意味ではなく、言葉の中に気持ちを込めることで相手に伝わるという意味のように感じます。

 

だから分かるだろうではなく、分かってもらうという姿勢で、相手に話すべきなのだと私は思います。