発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

いじめ問題❗いじめをしてきた人たちのその後について知ることの意味とは❓


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こんにちは、ともたんです。

今日は前々から気になっている『いじめ問題』について触れます。

 

芸能人でも作家でもいじめの経験を伝えてくれる方はたくさんいます。

そのいじめから這い上がってきた経験を、ドラマ化されたのを私自身見たこともあります。

 

私が気になるのは、どのようにして這い上がってきたかではなく、自分を苦しめた相手が今どのような現状にいるかの方なのですが、勿論VTRでは検証されていません。

 

確かに這い上がってきた手段を知ることは、一つの目安にはなるでしょう。

しかしその人には当てはまっても自分に当てはまるとは限りません。

 

本当にいじめをストップ⚠️させるには、いじめをしているその時は楽しくても、大人になって子どもを育てる親になった時に、いじめをした本人がどう思っているかが大事だと思います。

 

いじめをしていたことを忘れているのか?それとも思い出して悔いているか?あるいはのうのうと生きているのか?

 

なぜ調べないのでしょうか?

いじめをしていたと公にされた相手は一般人だったからでしょうか?

 

確かに悔いて暮らしているのなら、それ以上大騒ぎする必要はないかもしれません。

その現状を知ることで、いじめを受けていた人は気持ちの整理がつく可能性があるからです。

 

けれども、もしそんな過去があったかすら記憶にないのだとしたら、そのまま放置はいかがなものでしょう。

 

大人には大人の責任の取り方が求められるべきです。

 

例えば子ども時代いじめをしていた側がその後どんな思いで生きてきたのかが分かることは、今まさにいじめをしている人たちへの抑止力になるのではないでしょうか?

ただいじめは自分がされたらどれだけ辛く苦しいかだけを伝えるのでは説得力が弱いと思うのです。

 

だからこそ昔いじめをしていた側が、大人になった将来、こんな思いでいて、どれだけ苦しい十字架を背負うかを伝えていくことは、重要なのではないかと思います。