発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

子どもたちや親たちに伝えていきたい事❗


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こんにちは、ともたんです。

8月も下旬にさしかかろうとしていますが、まだまだ暑いですね。

私は暑さにも寒さにも弱いので、体調管理は大変なのです😰

 

皆さんも熱中症等に気をつけてお過ごしください。

 

さて今回は、子どもたちや周りの大人たちに今伝えていくべきことについて触れたいと思います。

 

例えば何かしら重大な事件が起これば、注目が集まります。

舞台の上でスポットライトが当たる感じです。

皆の興味がそこに集中されます。

それ自体は別に良いのです。

しかし問題もあります。

 

問題は、

①まるでその事件しかないかのように見えてしまう。

②事実と想像とがごちゃごちゃに混じって、見境が分かりにくい。

③集中が持続するには限りがある。

飽きてついには風化していく可能性がある。

 

今の子どもたちと接していて感じることは、見えている現象にとらわれすぎて、見えない部分を想像するのが難しいということです。

 

その見えない部分を知ろうとする関心が低い気がします。

だからこそ自分以外のお友だちや周りの人がどう思うかを感じようとしないのではないかと思います。

 

また個人が尊重されすぎるからではないかと思うのです。

自分という個が大事だと教えられるが、そこに他人の個が含まれる要素が少ないというより、薄いからではないかと私は思います。

 

自分という史上最高な個だけが大事なのではなく、自分と同じくらい他人の個も尊重されると教えていく必要があるとじます。

 

いや自分から見ての他人を、自分と他人との間に鏡があるとして、自分が思うように他人も思うだろうと、捉える見方を身につける練習が求められていると、私は思います。

 

集中力がないのも、よく見られることです。

興味がないことは、やらなくても良い風潮が関係しているでしょう。

これも個に関わることです。

少子化の影響で、昔よりも甘やかして育てられています。

子どもがやりたくないことは無理にやらせなくてよい感じです。

だから興味がない=やらないと結びつき、結果集中力がつかないのでしょう。

 

でも社会に出ればそうはいきません。

 

私たち大人が出来ること、それはきっと教育なのです。

大人も子どもと一緒に成長していけばよいものではなく、大人は大人として子どもたちに教えていくべきことをきちんと教えていける教養を身につけておくべきだと思います。

 

今日もここまでお読み頂き、ありがとうございました✨