発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

夢見れないのは、自分のせいか💢

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こんばんは😃🌃。

今日はいつもと違うスタイルでいこうと思います❗

ずばり『物語』を書こうと思うのです。

タイトル:夢見て一体何が悪い❗】

主人公は大学生の未来という女子。
彼女はいたってどこにでもいる、普通という言葉がよく当てはまるタイプの人であった。

そして良くも悪しくも人並みであった。

友だちもそこそこにはいるし、家族にも恵まれていた。
また成績も決まって中の辺りを行き来していた。

何の不満もなく、与えられた人生を当たり前のように歩いてきた、ただそれだけであった。

問題は昔からそこに存在していたのかもしれない。
いやきっと存在していた。
でも彼女の前には平凡というフィルターが見えにくくさせていたのだ。

それはふと突然現れた❗
まさに霧雨が晴れて、向こう側がくっきり見えた瞬間だった。

未来は今大学生になり、進むべき進路という難問に直面していた。

誰もが通る道と言えば言えなくもない。
だがそれにしても、自分が何者で何をしたいのかが全く思いつかなかった。

時ばかりが刻々と過ぎ去っていった。

今から思えば、昔からそうだったと思う。
自分で「絶対これをしたい❗」とワガママを言った記憶がないのだ。

言われた通りとまでも言わないが、さほど自己主張せずに生きてきた。
それで生きて来られた。

だから今頃になって、決めろと言われるのはきつかった。
むしろ「あなたはこうしなさい❗」と決めつけられる方が、いかほど楽だったことか。

就職、いつかはするだろうと分かっていても漠然としたものだった。

その時がくれば、やりたいことも見えてくるだろうし、なんとかなると思っていた。

現実になると、そうは簡単にはいかなかった。

なぜだろう❓

そこでひとまず就職のことは後で考えるとして、今までの自分史を見つめ直すことにした。

幼稚園児時代】

人一倍体が小さかった。
しかし周りの環境に適応出来ていた。
強いて言えば、運動が好きな子だったと思う。
やると自分から言っていた気もする。

そんな私がどこから変わってしまったのだろう❓

紐解くのは簡単なことではないなと感じていた。

【小学校時代】

クラスメートがたくさん出来た。
ここから勉強がスタートした。
また序列社会も始まった。
仲間外れというものも経験したし、そこから身の丈を知った。

しかしたとえどんなに現状が悪くても、挽回出来ると思っていた。
やたらと自信だけはあった。

そしていつも早く大人になりたいと思っていたのだ。

大人になること=自分の夢が叶うことと、前向きに捉えられた。

そんな時代だった。

今の未来にとって、大人になる階段はシンデレラの階段そのものだと感じていた。
見たことのない景色を見せてはくれるが、時間が過ぎたら消えてしまうものだと思えたからだ。

未来はその時少しも気づいていなかった。
これから先待ち受ける地獄を・・・💀。

次回につづく❗

今日はここまでですが、平凡な生き方をしてきた未来が、今後どういう結論を出すかを書いていきます。

お見逃しなく❗