発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

『褒めて伸ばそう❗子どもへの魔法の声がけの仕方』について

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声がけの仕方について、意識したことがありますか❓
たかが「声がけ」なんて思ってはいませんか❓

でも違うのです❗
声がけの仕方によって、子どもたちの反応は変わるのです。

同じお子様でも、対応の仕方によって良くも悪くもなるのです😓。

関係性を築く上でも大事です✌。

【声がけの例】
よくありがちな例を上げてみましょう❗

早く勉強しなさい💢 という言葉があります。

言われた子どもも分かってはいるけど、言われたことで逆にやりたくなくなるのです。

やってほしい時、命令口調を避けて返します。

例えば今iPadに夢中ならば、「あと何分したら勉強するつもりなのかな❓」

と聞くのです。

そしてタイマーをつけて、時間が来たらiPadを渡してもらいます。そうすることで目安がつき、切り替えやすくなるのです👍

また勉強が終わったらiPadが出来ると、予めから伝えておくとスムーズにいきます🎵

但し範囲が出来たのに、欲張ってもう少し勉強をさせようなどと考えてはいけません❌

なぜなら子どもからして見れば、せっかく約束を守ったのに、意味がなかったと思うからです。

そのようになると、次回からは話を聞いてくれなくなります。

最初に約束を守らなかったのは大人の方なのに、子どもが悪いと言い切るのは、筋違いだと思います。

約束をする➡大人から約束を守る➡子どもも約束を守るようになる

声がけをする時には、相手を認めているよ❗と分かるプラスのストロークを自分からすることによって、相手も同じようにプラスのストロークを返してくれるようになります✨

声がけの仕方が重要なことはご理解して頂けたと思います❗

さぁ~、是非皆さんも明日から「声がけの仕方」を変えて、相手のやる気スイッチを引き出してみませんか❓

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