発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

『勉強はどうして必要なの❓』と聞かれたらどうするか❓

f:id:kodomo-mirai:20190914014607j:plain

「勉強をしなさい❗」と一度や二度は言われたことありませんか❓

まれに私は進んで行っていたから、言われたことはないという人もいるでしょう❗

でも言われた経験があろうとなかろうと、もしあなたが子どもから勉強する意味を聞かれたら、どう答えたら良いのでしょうか❓

まず自分の答えにブレがないように、結論を決めます❗
私なら、『勉強は必要だ📢』という立場に立ちます。

決まったら、納得のいく理由を考えなければなりません。

勉強をすることのメリットがデメリットを上回れば、きつくても子どもたちはやり遂げられると思うのです。

では勉強することのメリットは、【ズバリ自分の人生を楽しく生きられるようになる】 というものです。

いくら綺麗事を並べても、子どもたちには通じません📢
ましてや「勉強するのは、あなたのためなんだから」と言われても、恩着せがましい感じしか持てないと思います。

だから自分の人生はどうありたいのかを尋ねます。
人に雇われて過ごしたいのか、反対に自分で人を雇う側になりたいのか等を尋ねます。

もし公務員や会社員のように雇われる側になりたいのなら、こう答えてみては如何でしょうか❓

【雇われる側になりたい子どもへの答えの返し方】

公務員でも会社員でもなるには、試験に合格する必要があります。

一夜づけでは受かりません😭
そしてどうしてなりたいのかまで聞きます。子どもたちの答えは様々でしょうが、私が聞いた理由は以下の通りです。

それは【なんとなく安定していて、言われたことをやっていれば良さそう】 というものでした。

私は、「安定というものは理想だけど、ずっとという訳にはいかないよ。安定するためには、必要とされなければならないから、色々な技能がないと辞めさせられる可能性がある」ことを、時間が許す限りゆっくり話しています。

スキルを磨くのも勉強の1つだと話すのです。

【雇う側になりたいお子様への接し方】

雇う側になるには、それなりの資金が必要となります。その資金を捻出するためにも、能力が大事です。つまり頭を使ってお金をためなければなりません。色々な頭の引き出しの中から、発想の転換をして今まで誰も行ったことがない事業を展開することにより、利潤を生むと言えます。

そのためにもなるべく多くの蓄えをするために、勉強をするのだと話をしています❗

つまり勉強というのは、どう一生を送っていくかの手段だということです❗

たった1度の人生なら、満足のいく人生にしようではありませんか❓

ちなみに年齢が小さい子どもに対して、勉強する理由を話すならば、世界にはまだ科学では説明出来ないたくさんのことがあります。
未知の世界の扉を開くのが、勉強なんだよ🎵と説明すると好奇心がそそられて、自主的に学ぶようになります。

大人も子どもも若いも老いも関係なく、学ぶということには垣根がなく、成長させてくれるという面で、皆に与えられた公平なツールだと私は思います❗

ここまでお読み頂き、ありがとうございました💕