発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

出来ないことよりも出来ることを増やそう❗ 子どもから大人まで当てはまる、能力の伸ばし方について 性格は意識的に変えられる✨

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いきなりですが、子どもたちを見る時、どちらが目につきますか❓

出来ないこと、それとも出来ること👂

私が常に気を使うのは、『子どもたちの出来ること=強み(strength )』を引き出し伸ばそうということです❗

だって自分に置き換えても、苦手なことや出来ないことばかりやらされたら辛いと思うからです。

辛いと思いながらやるのでは、やる気は出ないし本人もそしてやらせている方も、苦しい。

それに出来ると思うことなら取り組みやすいし、たとえ難しいことであっても、集中してやり遂げられるからです。

【結論】

出来ることのレパートリーを増やしつつ、苦手なことに挑戦する気持ちに繋げる❗

ではなぜ出来ることや得意なことを伸ばすことが、苦手で避けたいと思うことに挑戦することに繋がるのでしょうか❓

不思議に思われるかもしれません😲

その答えは「自信が持てる」ということです。

特に自分に自信のないお子様こそ、新しいことに挑戦するのには、かなりの不安を伴います。失敗=ダメな人間と、直結して捉えてしまいがちだからです。

だからこそ必ず出来るという所から始めるのです❗何回も得意なことを行い、自信をつけてもらいます。すなわち沢山の「成功」というシャワーを浴びてもらうのです。これを成功体験を積むと心理学では呼びます📢

そうすることで次第に自信がついてきて、ちょっと難しいことを入れても、諦めずに取り組めるようになるのです。

少しずつ、あくまでも少しずつ難しいことに挑戦していき、それが分かったり出来るようになると、先程の失敗=ダメな人間➡失敗する自分を無条件に受け入れられるようになります。

人間は自己を高めようと思う生き物です。自信がつくと、今度は今までの自分なら絶対やらなかったことにも挑戦してみよう💪と、やる気に火がつくのです。

そうすればもうしめたもの。
子どもたちはぐんぐん力が伸びてきますよ✨

性格は簡単には変わりません😂。

でも絶対変わらないわけでもないのです。

本人が「こうありたい💡」と意識していれば、性格は希望の方向に進みます🎵

さぁ~、あなたにとっての理想の姿はどんな姿でしょうか❓
イメージして見て下さい😌
意識して出来ることを行っていきましょう。
無理をしない分、継続出来るはず✌

積み重ねていく中で、ふと気づいたら、出来ることが多くなり自信がついて、性格も前向きになっています💕

まずはあれこれ考えず、Let ’s try しましょう。