発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

燃え尽き症候群になるのを防ぐには❓ 実践したら良いことについて📢

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今日は心の問題、いや自分の心の向き合い方についてお話ししようと思う。

みなさんは1度くらいは『鬱になる とか 燃え尽き症候群』という言葉を耳にしたことがあるのではないだろうか❓

実際にどんな症状が出るのかは、多少人により様々だ。

ただ言えることがある。
それはやる気に満ちあふれている人ほどなりやすい。

ではみんなやる気に満ちあふれている人が鬱になったり、燃え尽き症候群になるのだろうか❓

そうとは言えない。

理想が高く、その掲げた理想を追求しすぎる人がなる。

なぜなら、理想はそもそも現実とは遠いもので、なかなか叶うものではないからだ。

最初は絶対努力していたら、追い求めた理想に到達出来ると頑張れる。

しかし次第に思うようにいかないことに苛立ち、しまいには諦めざるを得なくなる。

鬱になったり燃え尽き症候群になるのは、こんな時だ。

今まで一生懸命頑張ってきたのに、何にもならなかったと悲しくなる時、人はふと絶望を感じてしまう。

その絶望している自分を受け入れられれば、もっと言えば「妥協する」ことが出来れば、鬱病燃え尽き症候群も回避出来る。

だが切りかえがそう簡単にいかない人がいる。
そこが大変なのである。

1番良いのは、やはり『予防』だ。

みんな分かっている😱

でもなる。

ならばなってしまった場合の対策を考えることだと思う。


【鬱や燃え尽き症候群になってしまったら・・❗】

本人と周囲の方、あるいは第三者の場合が考えられる。

大きく分けると本人とそれ以外となる。


【本人の場合☝】

もし本人が、もしかしたら自分は鬱かな?または燃え尽き症候群かな?と思ったら、極度に考えを否定するのではなく、疲れたのかなくらいに思うこと📢

よく何も考えないようにして、休むことと言われるが、考えないようにと思っている段階で考えているし、休もうと思っても休めない。

だから考えないのではなくて、考えるのを最小限にするのだ。

なんとなく気の向くまま気持ちに耳を傾けることが良い。

やりたくないなら、無理してやる必要はない。
やらないという選択肢を持とう❗

とは言うものの仕事がある。

この世から消え失せたいとまで感じているならば、仕事はひとまず休んだ方が良いと思う。

けれども何をしたら良いのか分からない場合や、死についての思いがよぎらない場合は、仕事を少しでもやっていた方が良い。

悩む時間を減らすためには、考えられる時間を小さくする必要があるからだ。


次に周囲の人や第三者の場合を見る👀

【周囲や第三者の場合☝】

何かをしてあげないと と思わず、近くにいること📢

声がけも時に逆効果となる。
だから声がけをするのではなくて、聴いてあげる。
言いたいことを吐き出させてあげることが大事。

やり過ぎは禁物だが、相手の言葉をおうむ返しするのも良かった。

それも出来るだけ相手の使った言葉を用いることだ。
そうすることで、相手が自分の気持ちを整理しやすく出来る効果がある。

さらに相づちも重要だ。

はい よりも 「ふんふん とか なるほど」等を使うと相手も話しやすい。


但し気をつけよう☝

親切で優しい人ほど陥る問題がある。

相手に合わせすぎるあまり、聴いてあげすぎることだ。

聴いてあげているつもりが、いつの間にか疲れてしまい惰性になっている。

そうならないために、時間を最初に区切って話を聴こう❗

見ている視線を相手が感じていれば、寄り添ってくれていると分かるはずだから。

【結論】

全てにおいて若さというのは、目標に向かって突き進める原動力だ。
スピードも速いし、加速もする。
それが特権だろう。

しかしふと虚無感を感じたら、立ち止まってみても良い気がする。

その間、時間は着々と過ぎて歳を取ってしまう。
でも悩んだ分だけきっと自分の財産が貯蓄されていると思う。

本人にとっては辛いと思うが、生きているから悩めるのだ。
悩みながらも行き続けていることが出来ているとしたら、もうそれだけであなたは立派なのだと 私は思う❗

今日もここまでお読み頂き、ありがとうございました💕