発達障害がある子どもたちのための手引書

発達がゆっくりな子どもたちへの応援ブログです。私は障害のあるお子様が、学校の授業が終わった後や、休業日に通って療育を受けられる通所施設の放課後等デイサービスで学習支援をしている先生です❗子どもたちを教えている立場から見えることをお話しします❗

今、発達障害のお子様向けの施設を利用する上で念頭に入れておくべきこととは❓


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こんにちは、ともたんです😄

 

まだまだ新型コロナウイルスの感染に関しては楽観視出来ないこの頃です。

 

皆さんと一緒に人に移されない、また人に移さない努力をし続けたいと思います❗

 

さて今回も放デイの問題点を考えましょう。

 

今はまだ緊急事態宣言が延長されているため、学童保育や放デイを利用される方もいらっしゃると思います。

 

ズバリ人員の問題です。

密集や密接を避けるために、受け入れる児童の数を調整します。

すると今までの放デイで利用出来る回数に限りが出てきます。

 

利用したくても利用出来ないお子様や保護者様が出てきてしまうのです。

勿論感染が怖いということで、利用自体を見合わせる方もいらっしゃるわけですが、共働きという事情から利用される方もいらっしゃいます。

 

今まで週3日利用されていたのに利用出来ないとなると、保護者様は困りますし子どもも退屈します。

 

そこで新しく立ち上がる放デイに通わせてみたらどうか?という考えです。

確かに新しい所は1日も早く軌道に乗せたいのが本音ですから、喜んで入れてくれると思います。

 

しかしよく考えてみても下さい❗

新しいということはしがらみはないということですが、同時に仕組みも確立されていないということなのです。

 

やりながらのスキルアップの状態に子どもを託すと認識をして選ぶ必要があります。

 

次に本当に療育になるかという点です❗

 

1日に預かる子どもの人数を少なくし、しかも飛沫感染を防ぐため、歌は歌わない·運動を取り入れた療育は行わない、さらには集団療育も行わないとなると、何の意味の療育をする場所なのでしょうか❓

 

ただのお預かりではないですか❓

 

レスパイトとしての利用と割り切るならばOKでしょう。

それ以上を求めるならば、利用する際にどのようなスタイルで今この時期の療育を捉えているのかを見極めてから、利用すると後悔しないです。

 

今の時期だからこそ、もう一度通わせている放デイが求めているものを提供しているか、あるいは新しい放デイは通わせるに値するか考えてみて下さい❗